コンピュータやネットワークのセキュリティ上の弱点を発見するテスト手法の一つで、システムを実際に攻撃して侵入を試みる手法。特に、ネットワーク接続された情報システムが外部からの攻撃に対して安全かどうか、実際に攻撃手法を試しながら安全性の検証を行なう。不正に侵入できるかどうかだけでなく、DoS(サービス拒否)攻撃にどれくらい耐えられるかを調べたり、侵入された際にそこを踏み台にして他のネットワークを攻撃できるかどうかなどを調べる場合もある。セキュリティ用のソフトなどを導入しても、設定が十分でなかったり、新たにセキュリティホールが見つかって攻撃手法が開発されたりする場合がある。そこで、多くのセキュリティ事業者が侵入テストサービスを提供しており、定期的にテストをすることによりシステムの安全を保つことができる。2002年にスタートした「住民基本台帳ネットワーク」においても、安全性確認のため侵入テストが行われた。長野県が独自に行なったテストでは「脆弱性あり」との結果が出たが、総務省が行なったテストでは「脆弱性は発見されなかった」という結果が出ており、見解が対立している。